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Unicode版EBWinでは、ギリシア文字などをUnicodeフォントで表示します。しかし全てのフォントがこの辞書で使うギリシア文字を表示できるわけではありません。ここではWindows XPでの表示例を示します。他のWindowsでは表示が異なるかも知れません。
MBCS版EBWinや他のEPWINGソフトをご利用の方は、このページは関係ありません。
EBWinでの表示フォントの変更は、「表示」→「オプション」→「Font」の「日本語フォント」の欄を変更します。
外字一覧を見るには、ダウンロードページで公開している「外字サンプル」辞書を表示します。Unicodeコード番号順に外字を並べてあります。
Unicodeの一覧表示は、Wikipediaのページでもご覧いただけます。
厳密に言うと、archaic Koppa, Lunate Sigma, short vowelの各文字は表示できないか、表示できてもフォントによって字形が異なったりするので、外字のままとしました。これらは希英辞典にほんの数回出てくるだけです。
表示できない文字が若干あります。ymacrの文字(yの上に横線)は、ELDに59箇所使われています(例:Abydenusのy)。それ以外の表示不能文字は、現時点では使われていないので問題ありません。
表示できない文字が若干あります。大文字のDigammaとして表示されているのは小文字のようで、小文字のdigammaやsampiは表示不能です。Digamma/digammaはギリシア語の語源、ELDのTable of Rootsの章なのでそれなりに使われています。sampiは希英辞典のsigmaの項に一度出てくるだけです。
ymacr(yの上に横線)と、記号付きギリシア文字が全て表示不能です。
Unicode文字への置き換えをしない場合、以下のようになります。
ギリシア文字の画像は、改変・再配布自由なGalatia SILから作成しました(EBStudio附属のfontdumpw.exeを使って字形データを取り出した後、手直ししたり、自作しました)。ラテン文字の画像はEBStudioの作者であるh_ishida氏によるものです。
ご利用のUnicodeフォントで表示できない文字は、Unicode文字への置き換えをやめ、外字として表示するしかありません。そのためには、「セットアップ」でコピーしたCLSEPW.mapを手作業で修正します。このファイルはただのテキストファイルですので、メモ帳などで開いて編集できます。
EBWinのmapファイルは、文字の合体置き換えにも対応しています。横線( ̄ )はUnicodeでu0304の文字です。これをYとy(u0059, u0079)と合体表示するには、CLSEPW.mapを以下のように修正します。
変更前 | 変更後 |
---|---|
hA34D u0232 Y # Ymacr hA34E u0233 y # ymacr |
hA34D u0059,u0304 Y # Ymacr hA34E u0079,u0304 y # ymacr |
「Palatino Linotype」フォントでは、大文字のDigammaとして小文字が表示され、小文字のdigammaが表示不能でした。そこで、大文字は置き換えをやめ、小文字はこのフォントでの大文字に当たる文字(u03DC)を表示するようにします。
外字の置き換え表示をやめるには、行の先頭に#をつけて該当行をコメントにします。
変更前 | 変更後 |
---|---|
hA54A u03DC # Digamma hA54B u03DD # digamma ... hA55A u03E0 # Sampi hA55B u03E1 # sampi |
#hA54A u03DC # Digamma hA54B u03DC # digamma ... hA55A u03E0 # Sampi #hA55B u03E1 # sampi |
CLSEPW.mapを変更したら、EBWinを再起動します。Ymacr, ymacr, digammaがフォント表示となり、それ以外がビットマップの外字表示に変わりました。