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EPWING for the classics
シェイクスピア・パックの検索方法
ここでは、シェイクスピア・パックの検索方法を解説します。古典ラテン語・ギリシャ語関係は「検索方法1」を参照。
ミスタイプなどを多数修正しましたが、機械的に判別できた箇所の修正だけであり、100%完全である保証はありません。
EPWING版の行番号は、Globe版準拠ではあるものの、ずれていることがあります。 |
できること
検索機能
- Dyce, Onions, Schmidtの語彙辞典に載っている単語の(串刺し)検索
- 全作品テキスト中、ある語が出てくる箇所の一覧(コンコーダンス)
- 作品略称・幕・場・行番号による作品テキスト検索(例:"h5.1.", "rom.1.2.3"など)
- Abbott文法書のパラグラフ番号による検索(例:"abb.123"など)
また、条件検索を使うことによって、全作品・3語彙辞典・文法書の全てを対象に、ある語が出てくる箇所を探し出すことも出来ます。ただしEPWINGの仕様のため、検索対象を指定することは出来ません。
ジャンプ機能
検索結果から、関連する所へジャンプできます。
- 語彙辞典の見出し一覧 → 各語彙辞典の本文
- 辞書・文法書本文の参照箇所情報 → 作品テキストの該当行
- 作品テキストの各単語 → 語彙辞典の見出し一覧
- 作品テキストの行番号 → それに関係する Abbott文法書 のパラグラフ(への目次)
語彙辞典の単語検索
普通に単語検索すると、Dyce, Onions, Schmidtの語彙辞典の見出しと内容出だしの一覧になります。特定の辞書を参照したければ、赤枠2~4、6にあるその辞書の見出しを選択します。複数の語からなる見出しは、2語目以降でもマッチします(例:"fair play"は"play"でも見つかります)。
- 1: 3語彙辞典の串刺し見出し一覧
- 2: Dyce辞典の見出し語一覧(見出し末尾に [D]付き)
- 3: Onions辞典の見出し語一覧(見出し末尾に [O]付き)
- 4: Schmidt辞典の見出し語一覧(見出し末尾に [S]付き)
- 5: 独自コンコーダンスの見出し(見出し末尾に * 付き)
- 6: 3語彙辞典の見出しへのリンク(クリックすると、各辞書の各項目へジャンプ。2~4のplayの各見出しをクリックするのと同じ)
- 7: 串刺し見出し一覧の中で、関係しそうな語へのリンク(機械生成なので、無関係な語の場合もあります)
赤枠2~4の見出し、または6の中のDyce, Onions, Schmidtをクリックすると、それぞれの辞書の項目が見られます。見出し語末尾に付く [X] でどの辞書か判別できます。
コンコーダンス検索
全作品テキスト中、ある語が出てくる箇所一覧を調べるには、末尾に * が付いた見出しを選択します。ある語の変化形は、それぞれ別の語としてまとめてあります。
作品中の出現回数が31回~1000回の語については、箇所一覧表示になります。緑色の箇所リンクをクリックすると、それぞれの作品の各行にジャンプします。1001回以上の語は、出現回数だけを表示します。作品の略称については、次項の「作品テキスト検索」にまとめてあります。
出現回数が30回以下の語については、出現箇所とその行自体の一覧表示になります。出現箇所をクリックすれば作品テキストへ、作品の単語をクリックすると語彙辞典の単語検索へジャンプします。
作品テキスト検索
作品の略称、幕・場・行番号指定で、作品テキストを検索できます。テキストの単語をクリックすると、辞書見出しにジャンプします。
"rom.", "rom.1.","rom.1.2.", "rom.1.2.3" と言うような指定で、『ロミオとジュリエット』の冒頭、1幕、1幕2場、1幕2場3行目を検索できます。以下は"rom.2.2.30"の検索結果です。
EPWINGビューワーソフトで「メニュー検索」を使えば、作品タイトル→幕番号→場番号を順にクリックしてたどる事も出来ます。
作品の略称は以下のようになっています。Perseusと同じです。
- 1h4. -- King Henry IV., Part I.
- 1h6. -- King Henry VI., Part I.
- 2h4. -- King Henry IV., Part II.
- 2h6. -- King Henry VI., Part II.
- 3h6. -- King Henry VI., Part III.
- ado. -- Much Ado About Nothing.
- ant. -- Antony and Cleopatra.
- aww. -- All's Well That Ends Well.
- ayl. -- As You Like It.
- cor. -- Coriolanus.
- cym. -- Cymbeline.
- err. -- The Comedy of Errors.
- h5. -- King Henry V.
- h8. -- King Henry VIII.
- ham. -- Hamlet.
- jc. -- Julius Caesar.
- jn. -- King John.
- lc. -- A Lover's Complaint.
- lll. -- Love's Labor's Lost.
- lr. -- King Lear.
- luc. -- The Rape of Lucrece.
- mac. -- Macbeth.
- mm. -- Measure for Measure.
- mnd. -- A Midsummer Night's Dream.
- mv. -- The Merchant of Venice.
- oth. -- Othello.
- per. -- Pericles, Prince of Tyre.
- pht. -- The Phoenix and the Turtle.
- pp. -- The Passionate Pilgrim.
- r2. -- Richard II.
- r3. -- Richard III.
- rom. -- Romeo and Juliet.
- shr. -- The Taming of the Shrew.
- son. -- Sonnets.
- tgv. -- The Two Gentlemen of Verona.
- tim. -- Timon of Athens.
- tit. -- Titus Andronicus.
- tmp. -- The Tempest.
- tn. -- Twelfth Night.
- tro. -- Troilus and Cressida.
- ven. -- Venus and Adonis.
- wiv. -- The Merry Wives of Windsor.
- wt. -- The Winter's Tale.
Abbott文法書検索
"abb.番号" を検索すると、Abbott文法書の該当パラグラフが表示されます。
作品テキストの行番号に * 付きのものがあれば、Abbott文法書に該当行の解説パラグラフがあります。その行番号をクリックすると、作品箇所とパラグラフの対応インデックスページに飛びます。「abb.番号」をクリックすると、その解説パラグラフが表示されます。パラグラフ中の作品箇所情報をクリックすると、作品テキストにジャンプします。行番号のカウント基準が異なるため、参照する行が多少ずれることがあります。
行番号のずれについて
テキストの行番号は、Perseusの元データにあった行番号情報に従っています。これは、書籍版でおおよそ10行ごとに記載されており、EPWINGデータでは [ ] でくくって表示します(下の例では、[rom.1.1.10], [rom.1.1.40])。元データの行番号数値が、正しい位置にあるのかは確認していません。ただし数値の順序がおかしいものなど、機械的に判別可能なミスは修正しました。
Perseusの元データの改行情報に従い、行番号を増やしています。ただし、改行情報が必ずしも正しくないこと、書籍版では短い行の複数まとめて1行と数えることがあることなどから、行番号がずれることがあります。
ずれが積み重なっていくのを避けるため、行番号情報がある度に、行番号を直すようにしています。
10行目が二つある例です。
39行目がない例です。この例では改行情報が欠けているために1行分少なく見えるだけで、テキストは欠けていません。しかし、他の同様の箇所で、本当にテキストが欠けていることがあるかも知れません。お気づきの際は、こちらの掲示板までご連絡下さい。
欠けている行番号を検索すると、その手前の行(下の例では38行目)が表示されます。